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3/10~13まで行われた大垣競輪場の周年記念 水都大垣杯
優勝者は去年から連覇を果たした平原康多だった。

決勝で郡司、山口を後ろに置かせる展開で優勝を捥ぎ取ったレース勘は見事なものだった。



決勝戦を振り返ってみよう。

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道中の隊列は4番飯野が引っ張る北関東ライン、その後ろに5番平原と6番石川
続くのが1番山口、3番郡司のラインだった。



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レースが動いたのは青板からだった。

まず郡司が前を取りに行く動きを見せる…しかし、その後ろから山口も前に動き位置を取るように行く。



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山口が後ろからの仕掛けに乗るべく4番手辺りが取れるであろう位置になった時に
間髪入れずに平原も前へと動く。




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そうなれば唯一の3車ラインの飯野は動かざる負えない状態になり一気に打鐘と共に先行する形に

これで平原は4番手確保出来る状況となり有利に…


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最終ホームで6番手以降は山口と番手の9番村田が後ろにいる郡司を警戒してか横に動いて
郡司に揺さぶり掛ける状況となり、郡司は動くに動けない状況となる。



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だが、郡司もそうはさせじと横に張る山口と村田の空いたインから石川の後ろを取るように動く

2番の菊地は掛かっている飯野の番手から時折後ろを確認して十分に引き付けてからの番手発進のタイミングを図っている。



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菊池が番手発進をする直前で平原が仕掛ける。

もうこの状態で番手発進をしてもスピードが乗らない上に外を走る平原の勢いがいい。

山口は郡司に内から抜かれて不意を突かれ、郡司は前を走る平原を捕らえようと踏むが、
前に石川がおり厳しい状態に…



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3コーナーから4コーナーで平原は完全に菊池を捕らえる。

その後ろでは8番大森が番手の石川を弾いて止めるが、その直後にいる郡司は行き場が無くなり万事休す。
7番岩本は郡司のスピードをもらいながらインに進み直線勝負に賭ける。



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前はもう平原の勢いが違い、後は後ろの争いとなる。

3コーナーから4コーナーでゴチャついた所を不利を受けずに外を回った山口が渾身の追い込みで突っ込んで来る。



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しかし山口の猛攻も、イン突きで形勢逆転を図る岩本も平原には一歩及ばなかった…

優勝は平原、2着3着が際どい状況だったが、2着に地元の山口、3着に岩本が入った結果となった。



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ゴール後にカメラマンの方向に向かってガッツポーズと目線をあげる平原
決勝ながらも余裕のある走りで記念制覇となった。


これで平原は大宮記念に続く記念2勝目となり、18日から開催する宇都宮のウィナーズカップへ向けて視界良好な結果となった。

山口は地元で奮戦したが2着…去年は競輪グランプリも視野に入っていただけに地元の記念を取れなかったのは悔しいが、その悔しさは宇都宮で晴らしてほしい。

郡司は位置取りがすべてだった…
正直3コーナーから4コーナーに掛けて前が壁になってしまった所で戦意喪失してしまったのであろう。

気を取り直して次に繋げてほしい一戦となった…





次回のグレードレースは宇都宮で3/18から行われるウィナーズカップ
SSも9人共斡旋されて激しいレースとなりそうで面白そうだ。







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